柴又 川千家「葛飾元気野菜」を使ったメニューレポート

2021年3月26日
柴又 川千家の「葛飾元気野菜」を使ったメニューレポート

柴又を代表する老舗

本日は、帝釈天参道にある「柴又 川千家」(川千家)さんへ「葛飾元気野菜取材班」(通称:葛元さん)がおじゃましてきました。

創業から250年以上(2021年現在)となる、柴又の顔の1つに数えられるお店であり、今さら説明不要な鰻(うなぎ)・鯉(こい)・川魚料理の老舗ではありますが、今回は同店での葛飾元気野菜(元気野菜)の使われ方などについて知っていただければと思います。

美味しそうな鯉のあらい…
(;゚д゚)ゴクリ…
とても美味しいのですが、こうした逸品料理の横に添えられているのが、元気野菜を使った小鉢!


小松菜のおひたし

写真は、コース料理でよく使われるという葛飾元気野菜の代表格、小松菜を使ったおひたし。

元気野菜は主に柴又の直売所で仕入れるそうなのですが、「数に限りがあるのでその時に買えた物を使っているんです。さすがに全部下さいとは言えませんからね」を笑いながら話してくれるのは、代表取締役の天宮久嘉(天宮)さん。

もともと小松菜のおひたしは同店の食堂で出していたのですが、どうしても安定した仕入れができないという事情から、仕入れが出来ない場合でも柔軟な対応が出来る方法に切り替えたそうです。

様々な方法で元気野菜をめしあがれ

天宮さんは「地産地消って良い響きですよね」と話してくれるくらい、地元への理解がとても深く、季節にあわせた旬の元気野菜を様々な方法で発信してくれています。


ほうれん草の白あえ

既出の通り、その時に仕入れる事ができた元気野菜を使った料理以外には、例年夏に行われている葛飾納涼花火大会の際に店先で販売する枝豆や、冬の鍋料理に使われるネギや大根、キュウリやカブはお漬物として使われています。

「観光客の方々には、その土地で作られた食材を使った物が特に喜ばれるんですよ」と天宮さん。

天宮さんから教えていただいた、同店での元気野菜の珍しい使われ方の中には、柴又の39FARMのブランドトマトPikotoma(ピコトマ)を鰻に二粒そのまま添えて出される事もあるというものでした。

こちらは、農家の方々が同店を利用してくれたご縁から生まれた食べ方なんですって!
ちなみに、このPikotomaは柴又の直売所などでも販売を行っております。

地域をブランド化

「観光客向けに元気野菜を使ったメニューもブランド化出来たら面白いと思うんです。ヘルシーメニューとして小松菜のスムージーなんかを食事の一品として商品化出来たらいいのかな?」

と話す一方、自身のお店では、「キュウリを使った“うざく”(うなぎときゅうりの酢の物)なんかを出したらいいのかな?」とも。

天宮さんのお話には、農家さんと、それを扱うお店がそれぞれ地域で協力し合っているという事がたくさん伺えましたが、話が脱線してしまうので今回はこれでおひらきとさせていただきたいと思います(笑)

柴又の老舗では、地産地消を心に下町葛飾の葛飾元気野菜を地元以外の方々に広く伝えてくれていました。

これからも、食を通じて地域の魅力の発信をよろしくお願いいたします。

さいごに

地元農家の愛情が詰まった葛飾元気野菜は、「柴又 川千家」以外でも、もちろん食べられます。

季節ごとの美味しい野菜を使った料理が食べられる場所は下記URLから確認できます。

葛飾元気野菜を、みなさんの健康な身体づくりに役立てて下さいね。
https://genkiyasai.jp/category/shop/

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