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パン工房ももちゃん(社会福祉法人原町成年寮 奥戸福祉館)「葛飾元気野菜」を使ったメニューレポート

2022年3月22日 | パン工房ももちゃん(社会福祉法人原町成年寮 奥戸福祉館)の「葛飾元気野菜」を使ったメニューレポート

主食にオヤツにお土産に♪

葛飾区内で各所で行われているイベントや、葛飾区役所をはじめとした販売会でお馴染みの「ナンカツバーガー」を作っているパン工房ももちゃん。


葛飾区内イベントにて

主食にオヤツにお土産に…様々な種類のパンの制作と販売を行っているのですが、その中でも葛飾元気野菜を使った「小松菜パン」がある事を知り、パン工房ももちゃんのある「社会福祉法人原町成年寮 奥戸福祉館」さん(以下、ももちゃん)へ「葛飾元気野菜取材班」(通称:葛元さん)がおじゃましてきました。

ご存じの方も多いかと思いますが、ここは障がいを持つ方々に対して、働く場と日中活動の場を提供し、社会経済活動への積極的な参加、自立と地域生活を援助する「障がい者就労支援施設」でもあります。

実は葛元さん、区内で行われているイベントで、度々ももちゃんのパンを購入しており、その時にいつも感じるのは”元気な挨拶”と”皆さんの働く事に一所懸命な姿勢”。
いやぁ~、本当に頭が下がります。

パン工房ももちゃんの元気野菜を使ったメニュー

ももちゃんのパンはどれも美味しいのですが、今日は葛飾元気野菜を使った小松菜パンをメインに紹介します。


小松菜パン(丸パン)

ももちゃんで作られている小松菜パンは、地元農家さんから約3~5キロの小松菜を仕入れる所からスタート!

スタッフみんなで小松菜の泥を落としてきれいに洗い、小松菜をペースト状にします。

ペースト状にした小松菜を生地に練りこむ事で、小松菜パンとしてのパン生地が誕生!

それから皆さんの手で様々な作業の上で出来上がる小松菜パンのバリエーションは実に多彩!
いわゆるプレーンの丸パン、食パンに、小松菜アンパン、小松菜カレーパン、野沢菜入り、小松菜マドレーヌという変わり種まで…

小松菜パンだけで、こんなに種類があったなんて…驚きです。

これは余談ですが、ももちゃんで作られる「餡子(あんこ)」が入ったパンに使われている餡は、お花茶屋にある「東製餡所」さんで作られた餡子で、偶然の出会いではあったが、「ここの餡子が一番、ももちゃんのパンに合う」という理由から使用しているそうです。

小松菜だけでなく、地元葛飾の逸品が愛されるのも嬉しい事ですね。

今回、ももちゃんの案内をして下さった支援員の井澤泉紀さんに、伺った(井澤さんの)一推しの小松菜パンは「小松菜食パン」。

「小松菜食パンは、特に小松菜の風味が感じられる所が好きです。そのままか、バターを塗ったトーストで食べますが、フレンチトーストにしても美味しいです。」

概ね年間で2~3回くらいしか作れないそうなので、販売先で売っていたら絶対に買っておきたい逸品。

人と地域に寄り添うパン屋さん

ももちゃんのパンは、奥戸福祉館で働く仲間がそれぞれ得意な作業を分担して行い、毎日、多種多様なパンを作っています。

今回の取材時に作られていた小松菜パンは、地元の保育園に納品される物で、一般販売される物ではありません。

この小松菜パンには玉子、乳製品不使用で作ってほしいというオーダーのもとで作られた、卸先の保育園専用の小松菜パンになります。

こうしたリクエストにも答えてくれる事は、保育園側はとても助かっているようで、美味しいパンが地元の野菜と共に、一定の食物アレルギーを持った子供たちもみんなで一緒に食べられるという事で、評判はとても良いそうです。

ももちゃんのみんなが一所懸命作った様々なパンは、多くの人に優しい味で笑顔にしてくれます。

そして、誰かの笑顔を作る一助として、小松菜パンに含まれる葛飾元気野菜があったら嬉しく思います。


葛飾元気野菜直売所にて

さいごに

地元農家の愛情が詰まった葛飾元気野菜は、「パン工房ももちゃん」以外でも、もちろん食べられます。

季節ごとの美味しい野菜を使った料理が食べられる場所は下記URLから確認できます。

葛飾元気野菜を、みなさんの健康な身体づくりに役立てて下さいね。
https://genkiyasai.jp/category/shop/

葛元さんが何パンを買ったのかは秘密です(笑)

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